強制保険(自賠責保険)の請求手続きと必要書類

加害者からの請求と被害者からの請求

強制保険(自賠責保険)は、自動車の運行によって他人を死傷させた場合の人身事故について支払われる保険(共済)です。強制保険の請求は、加害者が賠償金を被害者に支払った後に請求する加害者請求と、被害者が直接保険会社に請求する被害者請求とがあります。この請求は、示談が成立していることが原則ですが、損害額が強制保険で定められている保険金額を超えることが予想される場合には、被害者請求をすれば支払ってもらえます。

加害者が複数いる場合

一つの事故に加害者が複数の場合(共同不法行為という)の加害者請求は、ある加害者が損害賠償をしたときは、その加害者は自分以外の共同不法行為者が契約している損保会社に対し責任割合に応じて求償できます。被害者請求の場合、加害者が契約している損保会社に請求できます。ただし、損害額が1契約の支払限度額内の場合は、どこか一社に請求します。なお、共同不法行為の場合、保険金の支払い限度額は支払対象となる自賠責保険の契約数だけ倍加されます(加害自動車が2台ならば、障害の最高限度額は120万円の2倍の240万円)。

自賠責の損害賠償請求に必要な書類一覧表
提出書類 被害者請求の場合 加害者請求
の場合
死亡 傷害 死亡 傷害








1 仮渡金支払請求書
2 保険金支払請求書
3 損害賠償額支払請求書
4 事故証明書
5 事故発生状況報告書
6 医師の診断書
7 死体検案書または死亡診断書
8 診療費明細書および領収書
9 戸籍抄本
10 住民票謄本又は戸籍謄本
11 印鑑証明書
12 委 任 状
13 その他損害額を証明する書類
14 休業損害証明書
15 示  談  書

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